「偉人たちの一日一言」という無料のメールマガジンを読んでいます。
1月27日には次の言葉が送られてきました。
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「釈迦世尊はどういう人であるか?」
といった質問に対する返答──
与えられないものは取らない。
生きものを害さぬように心掛けている。
怠惰から遠ざかっている。
嘘をつかない。
乱暴な口をきかない。
陰口を言わない。
くだらぬおしゃべりをしない。
欲望の享楽にふけらない。
物事を明らかに観察できる目がある。
智慧がある。
煩悩の汚れがない。
その行動は清らかである。
『釈迦一日一言』より(致知出版社刊)
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これを読んで、
「お釈迦様はなんて素晴らしい人だったのだろう」
と思ってもいいのですが、私は別のことを考えていました。
それは何でしょうか。
ここには12の望ましい行動が出されていますが、そのうちの
4つ、実に3分の1が、
「話すこと」
についてのものでした。
しかも、その4つは全て否定の形です。
1 嘘をつかない。
2 乱暴な口をきかない。
3 陰口を言わない。
4 くだらぬおしゃべりをしない。
「口は災いの元」とことわざにもありますが、古来よりしゃべることで失敗
することが多かったのだろうと思います。
時代は変わっても、「誠実」に応対することの素晴らしさは変わらないと言
ってよいのでしょう。
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