昨日の語りの内容を、今日、6年生の教室で実際に行いました。
実演をしながらの語りでした。子供たちはかなり興味感心をもって聴いてく
れたようです。また、できあがったものの動きには大いに興味をもったよう
で、作りたいという気持ちが伝わってきました。
実は、子供たちにも作らせてやろうと、用紙を準備していたのです。それが
仇となったのかもしれません。
用紙を準備してあることを告げると、子供たちから歓声と拍手が起こりまし
た。それに気をよくして、そのまま工作に入ってしまったのです。
つまり、肝腎の
「教師の思い」
を語る場面が抜け落ちてしまいました。
興味深いエピソードと工作で終わってしまったのです。
後であらためて感じたのですが、興味深いエピソードだけで終わってしまう
と、単に楽しい時間を過ごしたというだけになってしまいます。それが悪い
という訳ではないですし、本当は子供たち一人一人が、エピソードから何か
を学び取ってくれるのが最高です。
しかし、エピソードの最後に、やはり教師の思いを話した方が、気持ちは確
実に伝わるはずです。逆に改めて話さないと分からないことも多いのです。
子供ですから。
また、教師の思いを話さないと、こちらもどこかやり残した感があって、な
んだかすっきりしないのです。
実感語りですから、教師の実感を込めるということを大事にしていきたいも
のだと思います。
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