母親が本日退院いたしました。
まだまだ自力歩行はできず、居宅介護となりますが、退院できたのは幸せな
ことだと思います。
ところで、居宅介護を始めるにあたり、改めて国家の素晴らしさを感じまし
た。それを、かいつまんでご報告いたします。
居宅介護をするにあたり、「介護保険」を申請(こういう言い方かどうか分
かりませんが)しました。
○担当の方が病院に来て母と面談し、「要介護2」に決まりました。
○ケアマネージャーさんを近くで探しました。最初の方がちょうどあと一人
担当できるとのことですぐにお願いしました。
この方が、また母親と面談し、居宅介護の計画を立ててくださいました。
○ケアマネージャーさんが近隣の施設に連絡をして、通院してリハビリをし
てくれる病院を見つけてくださいました。週3回通うことになりました。
介護をしながら送り迎えをしてくれ、昼食(実費)も用意してくれます。
○リハビリの病院の方が来院し母親と面談をしてリハビリの計画を立ててく
ださいました。
○さらに週3回、デイサービスに通えるよう、ケアマネージャーさんが連絡
をとってくださいました。そこでお風呂に入り、昼食もとります。もちろ
ん送迎つきです。
○ポータブルトイレを購入しましたが、定価の1割の値段で買えました。
○電動ベッドをレンタルしました。背もたれの上下動と全体の高低が電動で
できるもので、購入すると数十万円のものですが、レンタル料は何と、1
か月980円です。契約先の会社の方が運び込んで組み立ててくれます。
○週3回リハビリに通い、他に週3回デイサービスに通い、お風呂に入り、
昼食をとり、送迎までしてもらって、1か月の費用が5万円(昼食代含め)
前後です。
介護保険によってこれらのサービスが受けられます。
経済的な負担ももちろん、これから居宅介護をしようとする我々にとって、
ケアマネージャーさんがいなかったら大変なことになっていたと思います。
こういうサービスは、日本という国があって初めて成り立つものです。
国家がなければ、介護保険も何もありません。
心から国家の存在の有り難さを感じました。
日本に暮らしていて良かったと思いました。
介護保険を支えてくださっているたくさんの方にも感謝です。
皆様のおかげで、何とか母親の居宅介護ができそうです。
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