おはようございます。
山中伸之です。
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★2月 2日(土)素材研究講座A
https://kokucheese.com/event/index/548612/
★2月 3日(日)素材研究講座B
https://kokucheese.com/event/index/548638/
※どちらも内容は同じです。
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↑素材研究マスター講座に
いらっしゃいませんか。
今、身に付ければ
一生使えます。
今日は
私の住む栃木市で生まれた
文豪 山本有三の命日で
「一一一忌」です。
これは
「いちいちいちき」
と読みます。
作家の命日を偲んで
その日に名前をつけて
呼ぶことがあり、
これを「文学忌」と言います。
山本有三を
ご存じない方も
たくさんいると
思います。
有名な一節は
「路傍の石」の
中に出て来る
この言葉です。
「たったひとりしかない自分を
たった一度しかない一生を
ほんとうに生かさなかったら
人間うまれてきたかいが
ないじゃないか」
これは、自分の命を軽んじて
鉄橋にぶら下がるという
愚を行った主人公吾一を
担任の次野先生が諭す言葉です。
若い時には
この言葉の素晴らしさが
正直分かりませんでした。
しかし、年を重ねるに従い
この言葉の重みが
よく分かります。
畢竟、教育は
自分を大事にし
自分を生かそうとする
そういう子を育てる
ことではないかと思います。
日常の些末に
多くの時間を奪われて
根本を見失っては
このような教育はできません。
次野先生は
こうも言っています。
「学校ってものは
身体と身体のぶつかり合う処だ。
先生の魂と生徒の魂とが
ぶつかり合う道場だ、
それで初めて生徒は
何ものかを体得するのだ。
一生忘れられないものを
身につけるのだ。
そうでない学校なんて
学校じゃない。
人間のはきだめだ。」
学校は道場で
魂と魂が
ぶつかりあう処。
人間のはきだめに
ならないように
したいですね。
久しぶりに
『路傍の石』を
読んでみます。
(山中伸之)
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