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卒業証書のいただき方

「小学作法 尋常科第四学年」(昭和12年発行)という本に、次
のように書かれています。

------------------------------------------------------------
(20ページ)
證書の受け方

自分の名を呼ばれたならば、静かに進み、授ける人の前、凡そ三歩
の所で立止り、両足をそろへて敬禮し、下座の足から三歩進んで、
左手を出して左ふちを持ち、右手を右ふちにそへていたゞき、上座
の足から三歩さがり、両足を揃へて敬禮し、上座の方に向かつて廻
り、静かにさがります。
------------------------------------------------------------

ここから、当時の証書のいただき方が分かります。

1 返事はしない

 今ではどこの学校でもきちんとした返事をするように指導してい
ると思います。当時は静かに進んでいたようです。

2 三歩前で立ち止まり、両足を揃えて敬礼

 歩数の違いはありますが、校長先生の前で立ち止まって、両足を
そろえてお辞儀をするのは、だいたいどこの学校も同じでしょう。
 お辞儀は「敬礼」でした。大変丁寧なお辞儀です。

3 下座の足から三歩進む

 踏み出す足は「左」と決めている学校がほとんどでしょう。体育
の動作が左からなので自然とそうなっているのだと思います。
 当時は「下座」の足からとなっています。礼儀を重んずる考え方
が見て取れます。

4 左手を出して左ふちを持ち、右手を右ふちにそへていただく

 ここではっきりと、左手を先に出すことが書かれています。なぜ
左手なのかの根拠は諸説あるのだと思います。
 このような本に書かれたことで、左手を先に出して証書をいただ
くことが、小学校のスタンダードとなっていったことを伺うことが
できます。
 この流れが今も生きていて、左手を先に出して証書をいただくこ
とが多いのではないでしょうか。

5 上座の足から三歩下がり

 ここにも、上座、下座が生きています。下座の足から進み、上座
の足から下がります。
 今は右足から下がると指導することが多いかもしれません。これ
も体育の「回れ右」の指導から来ているのでしょうか。

6 両足をそろへて敬礼し、上座の方に向かつて回り

 両足をそろえてお辞儀をするのは同じです。その後、上座の方に
向かって回ります。お客様に背中を向けないという作法が生きてい
るのでしょう。
 多くの学校で、回る際には「回れ右」をしていると思いますが、
こういうところは、現在でも意識していいかもしれません。
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栃木県で小学校教員をしています。
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