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頭の良さは発展する(子どもに語るちょっといい話No062)

★中学年、高学年になってくるとお互いの学力が何となく分かって来る。中には現状を肯定したり満足したり、はたまたあきらめてしまったりして、もう一歩努力することへの意欲が高まらない子もいる。そういう子を励まし勇気づけたい時に。



知能検査という検査があります。

知能を調べる検査です。

知能というのは簡単に説明するのはとても難しいのですが、皆さんがやるテストの点数に現れるようなものとは少し違います。。

その勉強のもとになるような、考える力とか問題を解決する力とか、ものごとをぱっと瞬間的に理解したり、全体をイメージしてとらえたりするような、そういういろいろな力のことです。

こういう力が、学校での勉強と深く関係しているので、こういう力がどんな具合かを調べる目的で知能検査というのをやります。



ところで、その知能についておもしろい研究をした人がいます。

今日はその人のお話をしましょう。

その人はニュージーランドの心理学者のフリンという人です。



このフリン先生がどんな研究をしたかというと、1930年から後の、世界各地で行われた「知能テスト」の結果を集計したんです。

ヨーロッパとかアメリカとか、もちろん日本も入れて、いろんな国の知能テストの結果を集計したんですね。

そうしたら、あることが分かったのです。

どんなことが分かったか。



それは、

「どこの地域でも、検査をした時期が後になればなるほど、ほとんど知能検査の成績がよくなっている」

ということでした。

要するに、10年前に20歳の人があるテストをやった結果よりも、今の20歳の人が同じテストをやった結果の方が良かったということです。

つまり、昔の人よりも今の人の方が知能テストの結果がよかったということです。



ただし、知能といってもいろいろな能力があります。

フリン先生の研究では、計算力とか一般的なことを知っているかどうかということに関しては、あまり差がありませんでした。

昔の人も今の人も同じようだったのですね。



差があったのは、学習能力や問題解決能力なのだそうです。

例えば、6×8-40=?というような計算問題はあまり差がありません。

でも、「1 1 2 4 7 13 24」という数字の並びがあります。次の数字は何でしょう?というような問題は、今の時代に近づくほど、できる割合が上がってくるのだそうです。



簡単に言ってしまうと、後から生まれた人の方が頭がいいということです。

フリン先生は、100年前に100人の中でできる方から10番目までに入っていたような人でも、100年後に比べると、100人の中でできない方から5番目までに入っている可能性もある、と言っています。

そうすると、私たちも100年前にもどればみんな勉強のできる人になっているかもしれないということですね。



さて、ではどうしてこのようなことが起きるのでしょうか。

実はこの理由は正確には分かっていません。

でも、理由の一つは「情報」にあるのではないかと考えられています。



最近の人たちは、普段からテレビやラジオ、コンピュータやスマートフォンでたくさんの知識とか考え方のパターンを、自分では知らず知らずのうちに情報として頭に入れています。

テレビ番組でも、クイズや世界中の出来事を紹介する番組や旅行の番組などがたくさんあります。

本の種類も何十年も前の頃とは比べものにならないくらいたくさんあって、こちらもクイズの本とか図鑑とかでたくさんの情報を知ることができます。



こんなふうに考えると、勉強ができるとかできないとかというのは、時代によってもずいぶんと違うということが分かります。

また、それはたくさんの情報を頭に入れることで変わっていくのだということも分かります。



皆さんの中には、頭がいいとか勉強がよくできるとかというのは、もって生まれた才能が関係していると思っている人が多いと思います。

でも、この研究からも分かるように、それはもって生まれた才能が関係していることは確かでしょうけれども、それだけではないということが分かります。

もって生まれた才能のほかに、日頃からたくさんの情報を手に入れることが大きく関係しているのでしょう。



情報というのは、何もテレビやコンピュータだけから手に入れられるものではありません。

授業中に先生の話を聞いたり、教科書を読んだり、算数の問題の解き方についての友達の説明を聞いたりしても手に入れることができます。



ですから、自分は勉強にちょっと自信がないなあと思っている人は、普段から情報をなるべくたくさん見たり聞いたりするようにすると、成績が上がっていく可能性が高いです。

反対に自分がこれくらいできればいいかなと思っている人も、情報を手に入れることが少なくなってくると、成績が下がってくる可能性があります。

勉強に自信がある人もない人も、普段からたくさんの情報を手に入れるように気をつけていくといいのではないでしょうか。





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栃木県で小学校教員をしています。
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