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習慣が人を救う(子どもに語るちょっといい話No061)

★家庭学習の習慣、基本的な生活習慣など、いい習慣を身につけることの大切さを何度も話して子どもたちを納得させたい時に。



新宿調理師専門学校の校長先生をしている、上神田梅雄(かみかんだ・うめお)さんという方がいます。

この方の若い頃のお話です。

上神田さんは調理師の学校を卒業すると、自分の師匠の紹介で、浅草にある老舗の割烹店に行かされました。

老舗というのは、昔から続いている伝統のあるお店のことです。

また割烹店というのは、本格的な日本料理が食べられるお店のことです。



そういう立派なお店に修行に行かせてもらいましたので、上神田さんは

「先生の名を穢さないように、もともとのお店の人たちよりも何倍も努力しよう」

という思いで一生懸命に働きました。



でも、そうやって一生懸命働いていたのに、思いもかけない誤解を受けて、ある日師匠の先生に電話で突然、「今日でそこを終わりにして上がってこい。明日の朝、事務所に包丁を持って来い」と言われてしまいます。

つまり、そのお店をクビになってしまったのです。

上神田さんは、自分では先生の名前を穢さないように一生懸命にやっていましたので、大変なショックを受けました。

「こんな寂しい思いをするなら、いっそのこと岩手に帰ろうかな」

とも思ったそうです。



それでも上神田さんは、翌日から師匠に新しい店に行くように言われて、別の店で働き始めました。

そして、何とか師匠に誤解を解いてもらおうと、厨房で休む間もなく働きまくりました。



そのお店で、上神田さんにはどうにも気になって仕方がないことがありました。

それは、厨房で使っている15個くらいのアルミ製の雪平鍋という鍋でした。

長年使っているので、ぼこぼこになっていて、窪んでいるところには黒い汚れがこびりついていたそうです。

昨日まで働いていた老舗の割烹店では、毎日ピカピカに磨き挙げて使っていたので、どうしても気になったのです。



そこで上神田さんは、お店が終わってからの時間を使って、全部の鍋を新品と同じようにピカピカに磨き上げました。

そうしたら、どうなったと思いますか?

何と、上神田さんはそのお店で30年以上も働いている超ベテランのおばさんに怒られたのです。

おばさんは、朝出勤するやいなや

「なぁーに、あんた、古い鍋はどうしたの? 全部捨てたの? 社長の許可無しで勝手に捨ててしまって…。とんでもないことをしてくれたもんだねぇ」

と、上神田さんに、あきれ果てて言ったのです。

おばさんは、新入りの若い調理師が、古い鍋を捨てて勝手に新しい鍋を倉庫から出してきて使おうとしているのだと思ったのです。



後になって、その鍋が、実は新品の鍋ではなく、上神田さんが今までの鍋をきれいに磨き上げた鍋だということが分かりました。

そのとたん、店中に、上神田さんの鍋磨きのことが知れ渡り、それは社長の耳にまで入りました。

こうして上神田さんは、入店してたったの1週間で、いいところのある若い料理人としてお店の人に受け入れられたのです。

こういう上神田さんの姿勢が、後になって師匠にも伝わり、上神田さんの誤解は少しずつ解けていったのでした。



上神田さんを助けたのは、鍋をいつも新品のようにピカピカに磨き上げて使うという習慣でした。

その習慣が身についていたから、新しい店に行ってもそのことが気になり、その習慣を実行しないではいられなかったのです。

上神田さんは、お店の人に受け入れられようとして鍋を磨いたのではありません。

結果としてお店の人に受け入れられたのです。

そのきっかけは、いつの間にか身についていた「いい習慣」だったのだと先生は思います。



若い頃に「いい習慣」を身につけると、その習慣が一生自分を守ってくれるものです。

みなさんは今、その「いい習慣」を身につける時期です。

習慣にするには何度も繰り返すことが必要です。

時には嫌だなと思うこともあるでしょう、こんなことは面倒くさいと思うこともあるでしょう。

でも、この上神田先生のエピソードのように、今身につけた習慣が皆さんを助けることがきっとあります。

そう考えて、嫌だな、面倒くさいなと思ったときでも、「よしやろう」と自分に言い聞かせて頑張ってみてください。

今やる1回2回の繰り返しが、皆さんのこれからの人生を素晴らしいものにしてくれるはずです。
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栃木県で小学校教員をしています。
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