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一人芝居だからかっこいい(子どもに語るちょっといい話No055)

★人間関係で悩む子どもは多い。高学年になると増えていく。男子よりも女子に圧倒的に多い。それは、相手からのよい反応、自分に都合のよい反応を期待してしまうからである。悩むのは嫌だといって相手へのアプローチをやめてしまっては関係の中で成長することができない。また、そう簡単にやめてしまえるわけでもない。ではどうすればいいかというと、相手の反応を期待せずにアプローチできるのがよい。そんなことをそれとなく伝えたい時に。



先生も実はこんなことでよく悩みます。

誰かに親切でやってあげたのに、お礼を言われなかった。

言ってもらえたけど、ほんの少しだった。

誰かと遊びたくてさそったのに、忙しいから遊べないと断られてしまった。

せっかく誘ったのに、一緒にやってくれなかった。

こんなことです。

皆さんにはこういうことはありませんか?



自分が相手の人に何かした時に、相手の人が喜んでくれたり自分がこうしてほしいなと思うような反応を返してくれたりするとうれしいものです。

でも、その反対に、相手の人が無反応だったり、こちらがこうしてほしいと思うような反応を返してくれなかったりすると、がっかりしたり落ち込んだり、場合によっては相手の人を悪く思ったりしてしまいます。



でも、ちょっと考えると、相手の人には相手の人の都合もあるし、好き嫌いもあるし、考え方も違うわけですから、こっちがしてほしいと思うような反応をするとは限らないのです。

これは当たり前のことです。

そして、そうだからといって別に意地悪をしているわけでもありません。



今日は、そんなことに気づくことのできる小さいお話をしますからよく聞いてください。



会社員のAさんは、朝の6時前、まだ早い時刻ですけれども、いつもより早く起きて会社に行こうとして洗面所で顔を洗っていました。

その人の家の洗面所には小さい窓があって、お隣の家のドアのところが見えるのだそうです。

ドアが見えるのですから、お隣の家をたずねてくる人の姿が見えたり声が聞こえたりすることもあります。



顔を洗っていたその日も、お隣の玄関のドアのところからおじさんの声が聞こえてきたのだそうです。

「おはようございます」って。



こんな朝早くから誰が来たのだろうと、Aさんはちょっとだけ興味をもって聞いていると、そのあとにこう続きました。

「牛乳屋です。いつもありがとうございます。」



おじさんは牛乳屋さんだったのですね。

朝、牛乳を配達に来たのです。

牛乳を牛乳入れに入れて、

「おはようございます。牛乳屋です。いつもありがとうございます」

と言ったのでしょう。

おじさんの言葉はそれだけです。



でも、おじさんの声はまるで誰かに話しかけているような声だったので、ふと、誰に話していたのかなと思って、Aさんは窓から隣の家の玄関を見てみたそうです。

ところが、隣に住んでいるおばさんが出てきているわけではありませんでした。

牛乳屋のおじさんは、誰もいないただのドアに向かって明るい声で

「ありがとうございます」

と言っていたのです。



Aさんはその事を知って、とても感動したそうです。

そして、「世界一かっこいい牛乳屋さんだ」と思ったそうです。





さて、Aさんがこの牛乳屋のおじさんを世界一かっこいいと思ったのはどうしてでしょうか。

それは、相手の人がそこにいようと居まいと、誰かが聞いていようと居まいと、感謝の言葉を心から伝えていたからでしょうね。



相手の人がいないのですから、おじさんは相手の人が何かいいことを返してくれるかななんてことは少しも思っていないのです。

そんなことは少しも思わず、反対に相手の人が気持ちよくなるような言葉、感謝の言葉を、そこに相手の人がまるでいるような感じで言っているのです。

こういうところにAさんは感動したのでしょう。



相手の人が喜んでくれるからやる、相手の人が一緒にやってくれるからやるというのでは、相手の人が喜んでくれなかったり、一緒にやってくれなかったりしたときに気分が落ち込んでしまいます。

そうではなく、自分がこうするといいと思うからやる、ただそれだけを考えて自然にやる、相手の人が喜んでくれるかどうかは相手の人の都合だから気にしない。

そんなふうに行動できると、そのことが誰かに感動を与えるのでしょう。



最初に話したように、先生にもたぶん皆さんにも、何か親切をしてあげたのに、相手の人が喜んでくれないとがっかりするというようなことがあると思います。

でも、相手の人が喜ぼうと喜ぶまいと、自分がいいと思ったことを進んでするということが、かっこいいことではないでしょうか。

そして、そういう姿がいつか誰かに感動を与えることになるかもしれません。



誰もいない場所でも感謝の気持ちを伝える牛乳屋のおじさんのような、そんなかっこいい人になりたいですね。
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栃木県で小学校教員をしています。
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