100回目の記念すべき野口塾に参加して参りました。
懇親会まで出たので、帰宅はちょうど24時でした。やっぱり、石川町駅は
やや遠いですね。もっとも、北海道、青森、岩手、高知、愛媛、福岡等々か
らおいでの先生方に比べれば、遠いなどとは言っていられません。
野口塾は野口先生の講座とお人柄に学ぶのが本旨ですが、そこに集う参加者
にもたくさんのことが学べます。この研究会に参加される先生方は皆さんす
ばらしい方ばかりで、謙虚で品がありよく勉強をされていますので、お話を
していても、とても心地よいのです。
さて、今回野口先生からお伺いしたお話の中で、次のたとえ話が印象に残っ
ていますので、御紹介します。
先生は、今の学校現場を次のようなたとえ話で表現されました。
港にたくさんの小さいボートが浮かんでいます。どのボートにも一人ずつ人
が乗っていて、一生懸命汗を流し夢中でオールを漕いでいる。その人たちに
向かって
「いったいどこに行くのですか?」
と質問をしてみると、これまた漕ぐ手を休めずに
「そんなことは分からない。しかし、とにかく一生懸命にオールを漕がなく
てはならないのだ」
と答えるのです。
今の学校現場はこのように、目的を見失ってしまっているようです。とにか
く何かに夢中になって汗を流しているが、行き先が分かっていないのです。
いつでも「根本・本質・原点」を見失わないようにしたいものです。
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