修了式の午後はひたすらに印刷をしました。表裏印刷で、80ページ分くら
いありました。
印刷機の前に2時間立ち通しでした。
印刷は単純作業です。(表裏印刷の場合は、結構頭を悩ます場面も出てくる
ことがあります)
しかし、単純作業だから、何も考えずにただ漫然とやっていればいいという
のは、いかにも進歩がありません。「掃除道」で有名な鍵山秀三郎先生が、
こうおっしゃってます。(文言は正確ではありません)
「同じ作業をいつも同じようにやっていては進歩がない。常に、工夫できる
点、改善できる点を探して作業をすることが大事だ。同じ作業をするなら、
より短時間で完了できるようにし、同じ時間作業をするなら、より多くの
作業ができるようにすることだ」
印刷という作業も、これにならえば、時間を少しでも縮められるように工夫
することが必要になってきます。
そこで、次の点を工夫してみました。
①原稿の交換を印刷中に行う。
通常、原稿の交換は印刷が修了してから行うと思いますが、これを印刷
中に行うことで時間短縮につながります。聞いていると、マスターに原稿
を転写した後で、マスターをカッターで切る音が聞こえます。これが聞こ
えれば、原稿がマスターに転写されたことになります。そこで、この音を
聞いたら原稿を交換することにしました。
ただし、たまに、交換したのかしていないのか忘れることがありました。
②表裏ピタリ印刷のために
表裏印刷の場合、紙送りがうまくいかないとぴったりの数になりません。
余計の印刷したり確かめたりするのは時間も紙も無駄です。印刷機の調子
によって、ぴたりと印刷できるときとできないときがありますできない理
由は、紙の裁き具合の差による摩擦による抵抗力の違いのようです。
そこで、ぴったり印刷をするために、裏側を印刷する際には、残り2枚
になったところで印刷をいったん止めます。そこで残り2枚を揃え直し、
最後の1枚を指で軽く押さえた状態で機会を動かします。
これで、ほぼ完璧にびったり印刷ができます。
こういう工夫をして、それがうまくいったときはちょっとうれしく思います。
単純作業を楽しくする秘訣でもあります。
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