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小辻節三 4

小辻節三とはどのような人物だったのかと言うと、小辻は京都の加茂神社の神官の子として生まれました。乃木大将の殉職を知り、命について深く考えるようになりました。そして彼は聖書に出会い、神学を学びます。やがて牧師となり結婚もします。しかし種々の疑問から聖書を学び直そうと思い、アメリカに留学。旧約聖書を学びます。そのためにヘブライ語を勉強することになります。このヘブライ語の勉強が、後に小辻の運命を大きく変...

小辻節三 3

杉原千畝の発行した命のビザをつないだ男。それはこの人です。小辻節三(こつじせつぞう)彼がいなければ、実際に行き先の国のビザを持つ少数のユダヤ人を除く多くのユダヤ人達は、通過ビザの期限が切れるとともに本国へ強制送還される運命にありました。送り返されれば命を失うほどの迫害が待っていることは明らかです。もしもそうなれば、ユダヤ人たちにとって大変な悲劇です。しかし、それは日本にとっても悲劇でした。つまり「...

小辻節三 2

杉原は人道的見地から多くのユダヤ人にビザを発行しました。しかし、杉原の発行したビザは「通過ビザ」でした。通過ビザは、目的の国に行くために一時的に滞在するためのビザで、滞在できる時間は非常に短いビザです。杉原の発行したビザの場合は、平均すると10日前後でした。短いものでは数日、長いものでも2週間程度だったのです。※このとき、多くのユダヤ人がもっていたのは、いわゆる 「キュラソービザ」でした。ここで、...

小辻節三 1

小辻節三についてまとめたものです。少しずつご紹介します。みなさんはこの人が誰だか分かりますか?大変有名な方ですから、ご存じの方も多いことと思います。この方は杉原千畝です。6000人のユダヤ人に命のビザを発行した人です。ここにもありますが、外務省からの命令に反して人道的な見地から受給要件を満たさないユダヤ人にもビザを発行しました。ほとんど手書きでビザを書きました。使っていた万年筆が折れ、彼の腕は疲労...

頭の良さは発展する(子どもに語るちょっといい話No062)

★中学年、高学年になってくるとお互いの学力が何となく分かって来る。中には現状を肯定したり満足したり、はたまたあきらめてしまったりして、もう一歩努力することへの意欲が高まらない子もいる。そういう子を励まし勇気づけたい時に。知能検査という検査があります。知能を調べる検査です。知能というのは簡単に説明するのはとても難しいのですが、皆さんがやるテストの点数に現れるようなものとは少し違います。。その勉強のも...

版元ドットコムでもお求めになれます

『キーワードでひく 小学校通知表 所見辞典』おかげさまで大好評をいただいております。アマゾン様では品切れになることも多いようです。そんな時には、こちらでもお求めになれます。「版元ドットコム」送料も無料です。版元からの直販です。...

習慣が人を救う(子どもに語るちょっといい話No061)

★家庭学習の習慣、基本的な生活習慣など、いい習慣を身につけることの大切さを何度も話して子どもたちを納得させたい時に。新宿調理師専門学校の校長先生をしている、上神田梅雄(かみかんだ・うめお)さんという方がいます。この方の若い頃のお話です。上神田さんは調理師の学校を卒業すると、自分の師匠の紹介で、浅草にある老舗の割烹店に行かされました。老舗というのは、昔から続いている伝統のあるお店のことです。また割烹...

増補版『キーワードでひく 小学校通知表 所見辞典』できました。

おかげさまでたくさんの先生方にお使いいただいております『キーワードでひく 小学校通知表 所見辞典』に総合的な学習の時間外国語活動を加えた、増補版ができあがりました。所見を書く際に、子供たちの姿を思う浮かべると、先生方の頭の中に、まずもっとも印象的な場面や言葉が現れると思います。その言葉をキーワードにして検索をすると、その言葉を含んだ所見例文が見つかります。例文を参考にしたら、後は先生方の具体的な言...

意外性が感動を作る(子どもに語るちょっといい話No060)

★お楽しみ会やお別れ会などが行われるようになると、プログラムのひとつとして「プレゼント交換」が入ることがある。お金を掛けないプレゼントという申し合わせをすることもあるが、それでも家にある物で工夫すればどうしても物の差が出てしまう。そんな時に、感動は物でなくても作れるということを知らせる。お楽しみ会にプレゼント交換がありますね。お金をかけないこと、家にある物を使うことというきまりで、みんながどんなプ...

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yamanaka339

Author:yamanaka339
栃木県で小学校教員をしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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