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苦しい時ほどきれいに見える(子どもに語るちょっといい話No081)

●苦しい時ほどきれいに見える(子どもに語るちょっといい話No081)★運動会の表現の練習、学習発表回での発表の練習など、子ども達も先生も最初は気持ちが入っていて一生懸命にやっていますが、そのうちに中だるみとなることがあります。すると、ちょっと大変なところを手を抜いてしまいます。一度手を抜いてしまうと、それをもとに戻すのは意外に大変です。そんな時に、子どもたちも先生も心を入れ直すきっかけになる語り。もう...

目的を意識するとやりがいになる(子どもに語るちょっといい話No080)

★学級でも学校でも子どもたちはいくつかの役割を負っています。学級内では日直当番があり、給食当番があり、係活動があります。学校では清掃当番があり高学年ならば委員会があります。それぞれに何となくその仕事をしているでしょう。中にはやる気にならなかったり、適当になったりする子もいます。そういう子に少しでもやる気をもってもらいたい時に。渡辺和子さんという人がいます。この方はシスターです。シスターというのは、...

嫌われる人は実は与える人(子どもに語るちょっといい話No079)

★子供達の中には(大人もそうだが)、○○さんに嫌われるような気がするから自分の思ったことを言ったりしたりできない、と悩む子がいます。そういう子はそうやってストレスをためていきます。教育相談でそんなことを言われた時に、その子を励ます語り。みなさんの中には、こんなことを言ったりやったりすると友達に嫌われるかもしれないと思って、自分の言いたいことややりたいことを我慢してしまう人がいると思います。相手のこと...

成功するなら今の集中力(子どもに語るちょっといい話No078)

★勉強に集中できないとか、習い事に集中できないとか、部活動の練習に身が入らないとか、中だるみをしている子にやる気を起こさせたい時。エリクソンという大学の先生がいました。この先生があることを研究したんです。何というと、「一流」とか「天才」とかと呼ばれるようになった人たちと、そうではなくて「二流」とか「三流」と呼ばれるようになった人たちとでは、いったい何が違うのか、という研究です。まあ、ちょっと怖いよ...

コミュニケーション・マジック(子どもに語るちょっといい話No077)

★人と人とが触れ合ってコミュニケーションをとるだけで、何かが生まれることがある。コミュニケーションにはそういう不思議な力がある。人と関わることの大切さ、関わることの可能性を語って、クラスのまとまりを強くしたい時に。ある会社の話です。その会社は物を作る会社でした。しかし、特別に目立った商品を作っているという会社ではありませんでした。会社の中でも、商品の設計をするところ、その設計に従って商品を作るとこ...

どんなことにも準備は必要(子どもに語るちょっといい話No075)

★準備と練習が大切だということは誰でも分かっている。しかし、準備と練習には時間も手間もかかり、ついおろそかにしてしまうことがある。例えば、1分間スピーチをやるクラスは多くても、その練習を課しているクラスは少ない。練習の有る無しで結果は違う。練習や準備の大切さを改めて話したい時に。もう15年くらい前です。阪神というプロ野球のチームに、新庄剛志という選手がいました。おもしろい話や動作でとても人気のある...

本日ただいま誕生(子どもに語るちょっといい話No074)

★年末年始など、心新たに生活していこうとする気持ちを高めたい時。もう亡くなってしまいましたが、小沢道夫さんというお坊様がいました。このお坊様は普通の人と違っているところがありました。それは2本の足ともひざから下がないということです。それで、小沢道夫さんは「足なし禅師」と呼ばれました。禅師というのは、立派なお坊様を尊敬して呼ぶ言い方です。小沢さんは大正9年に生まれました。大正9年は1920年ですから...

気持ちしだい(子どもに語るちょっといい話No073)

★女子は男子に比べて他者評価に敏感なのだろうか。~さんがにらんでいる、~さんがこっちを向いてひそひそ話している、~さんが悪口を言っているみたい、などと疑心暗鬼になって訴えて来ることがある。不安な気持ちは受け止めつつ、そういう子に少しだけ強い心を持ってもらいたいと思う時に。先生は毎朝6時頃家を出て学校に来ます。途中、6時10分頃、自転車をこいでいく男の人を追い越すんですね。この男の人は40歳くらいの...

力は恥ずかしがり屋(子どもに語るちょっといい話No072)

★同じくらいの能力の子でも、自信をもっている子ともっていない子では言動や活躍の度合いに大きな差が出る。それくらい気持ちの問題は大きい。力はあるのに自信をもてない子に、自分にも力があるのだという自信をもたせたい時に。みんなの中にも、積極的に何にでも挑戦する人、いろんな仕事や役割を進んでやってみる人がいますね。反対に、そういうことがなかなかできないという人もいます。どうしてできる人とできない人がいるの...

幸せは乗り越えたところにある(子どもに語るちょっといい話No071)

★時に壮絶な人生を送った人の生き方は、落ち込んでいる者にとって大きな励ましとなる。学校生活上のトラブルで悩んだりがっかりしたりしている子を励ましたいとき、子ども達に、自分の生活を振り返って今までの自分からちょっとがんばっている自分へと変わることを促したい時。大野勝彦さんという人がいます。44歳まで、普通の頑固なお百姓さんでした。農家ではトラクターという自動車のような機械を使います。これで田んぼや畑...

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yamanaka339

Author:yamanaka339
栃木県で小学校教員をしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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