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ユーモアで切り抜けろ(子どもに語るちょっといい話No070)

★たまには息抜きにこんなユーモアあふれる話をしてみるのもいいもの。また、こんな切り抜け方を考えるゆとりがあれば、あまり思い悩まなくても済む。学校生活に笑いと楽しみを加えたい時に。ずっと前に担任していた子で、テストの答えにこんなことを書いた子がいました。テストの問題は、確か「鉄・アルミニウム・木のうち、磁石につかないものはどれですか」というものでした。その子の答えが「木の家」おもしろいでしょう?この...

欠点だって自分の一部(子どもに語るちょっといい話No069)

★誰にでも不得意や苦手、欠点があって、それはあまり人に知られたくないし見せたくないもの。しかし高学年になってくると、それが気になったり、何かをする際にじゃまになったりして、他の良いところも出ないことがある。もっとオープンに自分の欠点を見せてしまった方が自分がもっと成長できるということを伝えたい時に。大石順教さんという方がいます。女性のお坊様です。お寺に生まれたわけではありません。いろんなことがあっ...

心が変われば(子どもに語るちょっといい話No068)

★いつまでたっても行動が変わらずよく注意される子がいます。そういう子には、話をするだけではなかなか効果が上がらないのですが、それでも少しずつ変わることを信じて話をしたい時に。アメリカにはメジャーリーグというプロ野球の集団があります。アメリカの野球の中では一番技術が高く、人気のあるリーグです。アメリカで一番ですから、世界で一番です。そのメジャーリーグにヤンキースという伝統と人気のあるチームがあります...

石の上に3年もいたら(子どもに語るちょっといい話No067)

★子どもはよく「自分だけが大変」「自分ばかり叱られる」「~さんだってやっていたのに」というように、自分だけが特別に悪い思いをしていると考えがち(大人もそう)。そんな子どもたちに、別の視点から自分を見ることで自分だけが特別ではないということに気付かせたい時に。病気で手足がうまく動かない方がいました。ひとりで歩くのも大変なので、車いすを使って生活をしているそうです。その方の家にこういう言葉が貼ってある...

気づける人が幸せな人(子どもに語るちょっといい話No066)

★学級で生活をしていると、自分が誰かに何か嫌なことを「された」、嫌な思いを「した」と訴えて来る子がいます。同じことをしてもされても訴えて来ない子もいます。気にしない子もいます。その差はどこから来るのでしょうか。あまりに被害者意識が強い子たちに、いろんな見方をすることの大切さをそれとなく話して聞かせたい時に。ある人から聞いたお話です。仮にAさんとしておきましょう。Aさんがまだ高校生だった時のことでし...

人に迷惑をかけないことよりも大事なこと(子どもに語るちょっといい話No065)

★「人に迷惑をかけてはいけない」「人に迷惑をかけないような生き方をしなさい」とよく言われます。でも、人は生きているだけで実は誰かに迷惑をかけています。もともと迷惑をかけないで生きるのは無理なのです。迷惑をかけないで生きることが無理ならば、迷惑をかけないことよりも、迷惑をかけても許してもらっていることに感謝する生き方、反対に迷惑をかけられても許せる生き方、そういうことの方が大事なのではないでしょうか...

当たり前は当たり前じゃない(子どもに語るちょっといい話No064)

★わたしたちは毎日やっていたりやってもらったりしていると、だんだんとそれが当たり前だと思うようになり、やって当然やってもらって当然という気持ちになってくる。そこに思い上がりや傲慢が現れて人間関係を悪くしたり相手を傷つけたりしてしまう。そんなことをもう一度考えさせて、互いの人間関係を見直したい時に。皆さんは、今日何気なく学校に来た人がほとんどだと思います。朝起きて、着替えて、ご飯を食べて、ランドセル...

込めた気持ちにも価値がある(子どもに語るちょっといい話No063)

★何事もただやればいいのではなく、そこにどんな気持ちをどれくらい込めるかということが大切になってくる。夏休みの課題も係活動も。2学期の始めにあたり、自分自身を見つめ直して真剣に行動させたいと思う時に。ある飲食店でのお話です。そのお店でお客様を招いてイベントをすることになりました。おいしいお酒とそのお酒にぴったりあうおいしい食べ物を、お店のご主人が自分でいろいろと食べてみて試して選びました。イベント...

小辻節三 7

ユダヤ人難民が滞在できる日数は10日間前後でした。小辻は何度も外務省に行って延長してくれるようお願いしますが、許可はおりませんでした。そこで、小辻は今では外務大臣になっていた旧知の、松岡洋右を頼ります。しかし松岡といえども、軍部の目もあり独断で延長を許可することはできませんでした。ただ、松岡は小辻にある策を伝えます。それは、ビザの延長の権限は神戸の自治体にあるから、神戸の自治体から延長の許可を得た...

小辻節三 6

根井三郎の計らいでウラジオストックから敦賀に向かう船に乗れたユダヤ人たちは、ついに日本に入国することになりました。と、言いたいところですが、実はこれも簡単なことではありませんでした。敦賀についたユダヤ人達は、福井県警によってパスポートを調べられ、所持金不足、目的地のビザのない者は上陸を許されなかったのです。上陸を許されなかった人達は、上陸後に目的地のビザを取得する、などと必死に交渉しましたが許され...

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yamanaka339

Author:yamanaka339
栃木県で小学校教員をしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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